21Jan2019ベルリン州立ギャラリーの『11月グループ』展Berlinische Galerie(ベルリン州立ギャラリー)で2019年3月1日まで『自由―11月グループの芸術1918-1935』展が開催されている。これまで11月グループは、同時期に発生した反美術・反制度のアヴァンギャルド運動とは一線を画した、美術史上に留まることを疑問に...
18Jan2019Haus der Statistik をめぐる活動アレクサンダープラッツ駅から数分の場所に、巨大な廃墟ビルが放置されている。かつてDDR(東ドイツ)時代に建設された統計局で、後に上層階には国家保安省=シュタ―ジ(Ministeriums für Staatssicherheit)が置かれた暗い歴史を背負い込んだ建物でもある。ドイ...
17Jan2019ケルンLGBTクリスマスマーケットなどドイツではアドヴェントに入るとそれぞれの都市で特色あるクリスマスマーケットを開催する。留学していた街マールブルクのクリスマスマーケットでグリューヴァイン(ホットワイン)を仲間と楽しんだ記憶はもう20年近くも前のことで、就職してからは学期期間中に開始し終了してしまうクリスマスマーケ...
16Jan2019森美術館『カタストロフと美術のちから』展で、ちからの喪失を考える森美術館の『カタストロフと美術のちから』展に足を運んだ。目当てだったのはトマス・ヒルシュホルンの3.11を再現させるような『崩落』。会場すぐに目玉として登場する作品は、展覧会のコンセプトに逆行して(あるいはそういう意味も含むのかもしれないが)、美術のちからではなく、ちからをむしろ...